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EMEET AirFlow レビュー。メリット・デメリットと口コミをチェック

4.5
ワイヤレスイヤホン

EMEETから2024年1月に発売されたワイヤレスイヤホン、EMEET AirFlowのレビューをお届けします。

EMEET AirFlowは、やや珍しいオープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホン。着脱式のブームマイクやケースのUV除菌機能など、ユニークな特徴も有しています。

本記事では実際にEMEET AirFlowを利用し使用感を詳細に検証し評価・レビューするほか、口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

製品提供:Shenzhen eMeet Technology

EMEET AirFlow レビュー

メリット
  • 軽快で安定感のある装着感
  • 通話の音声がクリア
  • USBドングルでPCに接続可能
  • ブームマイクが左右両対応
デメリット
  • ケースのサイズが大きい
  • 音楽再生時の音質はそこそこ

EMEET AirFlowをしばらく使ってみて感じたメリットとデメリットは上の通り。

ここからは、音質や装着感、電池持ちなどの性能面を詳しくレビューしていきます。

デザインと装着感

デザインと装着感

まずはEMEET AirFlowのデザインから。

カラーバリエーションはブラックの1種類のみ。ケースは完全ワイヤレスイヤホンとしてはやや大きめで、楕円型のデザインを採用しています。

ケース表面は非常にサラサラとした質感で、高級感のある手触り。指紋やホコリなども付きにくい材質と言えます。

ケースを開き中のイヤホンを取り出してみた様子がこちら。

イヤホンには大型のイヤーフックが搭載されています。イヤホン表面はシリコン素材なので柔らかく、若干ホコリが付きやすいとも感じました。

フレームに形状記憶のチタン素材が使われているためかフィット感はよく、安定感もあります。安定感をアップさせるためのストッパーも同梱されていましたが、個人的にはストッパーは付けなくてもストレスは感じませんでした。

なお、イヤホン中央の光沢のあるエリアはタッチセンサーになっているので、タップで再生/停止といった操作が可能です。

ケース内にはブームマイクが用意されているので、必要に応じてイヤホンに取り付けられます。ブームマイクなしでも使えるほか、取り付けるイヤホンは左右どちらでもOKなので、自分にとってしっくりくる方で使える設計です。

ただし、イヤホンをケースに収納するときはブームマイクも取り外す必要があります。リモートワークのようなビジネス用途で利用する場合は、もしかすると毎回マイクを着脱するのが面倒に感じてしまうかもしれません。

ちなみに、ケースにはUV除菌機能が搭載されています。ケースに20%以上のバッテリーが残っている状態でイヤホンを収納して蓋を閉じると、自動的にイヤホンにUVが照射され除菌できるようです。

音質

続いては、EMEET AirFlowの音質について。

スペックシートに対応コーデックの記載は見当たりませんでしたが、実機で確認したところSBCのみ利用できるようでした。

ドライバーのサイズは16.2mmと比較的大きく、鮮明かつ豊かなサウンドを再生可能。「HyperBass」と呼ばれる独自アルゴリズムの搭載により、オープン型ながら低音の深みも感じられます。

後述するイコライザーの調節と組み合わせれば、十分に迫力のある音を体験可能です。

音楽も十分な音質でしたが、EMEET AirFlowが本領を発揮するのは音声通話。

付属のブームマイクを取り付けた状態で通話を試してみたところ、非常にクリアな音質で会話ができました。

「VoiceCore」アルゴリズムという通話向けのノイズキャンセリング機能が搭載されているおかげか、エアコンや洗濯機などを動かして周囲が多少騒がしい環境でもノイズが少なくハキハキとした音声を伝えられます。

ブームマイクの先端にはミュートボタンも搭載されているので、咄嗟なタイミングでも素早くミュートが可能。リモートワークはもちろん、ゲームのボイスチャットやライブ配信などでも活用できそうです。

アプリ

EMEETは、同社のイヤホン向けに「EMEET TUNE」というスマホアプリを配信しており、EMEET AirFlowも対応しています。

インストールはこちら

アプリを利用してできることは、以下の通りです。

アプリの主な機能
  • イヤホンとケースのバッテリー残量確認
  • プリセットからイコライザーの選択
  • 音楽のコントロール(再生/停止など)
  • タッチ操作のカスタマイズ

イコライザーはプリセットから選べるほか、こだわりたい方向けにパラメーターの調節にも対応しています。

オープンイヤーという特性上低音が弱くなりやすいので、イコライザーで低音を補強してあげると音楽再生時の音の厚みがより感じられるようになりました。

タッチ操作のカスタマイズについては、画像の通り自由度は低め。

タッチの感度はよく操作性は良好なので、自由に機能を割り当てるというよりは使わない操作に「動作無し」を割り当てて誤タップを未然に防ぐような感覚で使うのがおすすめです。

バッテリー

バッテリー

スペックシートによると、EMEET AirFlowは8時間の音楽再生と4時間の通話に対応しています。

今回は音楽再生でバッテリー持続時間を検証。実際にフル充電の状態でAmazon Music Unlimitedを連続再生してみたところ、約8時間45分でバッテリー切れとなりました。

複数回試してみても8時間以上は持続したので、EMEET AirFlowのバッテリー持ちはスペックより気持ち長めと考えてもよさそうです。

なお、充電は背面のUSB Type-Cポートから行います。ケースには1000mAhのバッテリーが内蔵されており、併用すると最大で40時間の音楽再生(通話は20時間)が可能です。

口コミ

最後に、ネット上で見つかるEMEET AirFlowの良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

購入時の参考にしてみてください。

よい口コミ・評判

付属のドングルがあれば、Bluetoothの無いPCにUSBで簡単接続可能。着脱式のマイクあり。(マイク無しでも通話可能) ZOOMやTeams会議の音がクリア。 今やオンライン会議に欠かせない。

引用元:X(Twitter)

PCとのUSBドングル接続は音声が安定、マイクも良好。同時にスマホ接続も耳をふさがないタイプとしては及第点。テレワークしている人にマジでおすすめ。

引用元:X(Twitter)

悪い口コミ・評判

EMEET Airflow 結構良い。ずっと付けてるとちょっと耳が痛いので、これがなんとかなると良いな

引用元:X(Twitter)

EMEET AirFlow 使っててマイク外さないと充電できないのが不便(着脱できるのが商品の特徴)に感じる

引用元:X(Twitter)

まとめ。ビジネス向けのオープンイヤーイヤホンにおすすめ

EMEET AirFlowは、日常的に音楽を楽しむイヤホンというよりはリモートワークやオンライン授業など音声通話の際に実力を発揮するイヤホンだと感じました。

ワイヤレスイヤホンとしては珍しいUSBドングルの付属が特徴的であり、USBドングル接続の方が遅延も少ないことからパソコンとの組み合わせがおすすめです。

また、ブームマイクを自由に取り外しできたり左右両方のイヤホンに付けたりできる仕様も使い勝手のよいポイント。片耳だけでも使えるので、シーンや用途にあわせて柔軟な使い方ができます。

EMEET AirFlowは以下のリンクから購入できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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