マグネットで固定しながらワイヤレス充電できる、MagSafe対応の「モバイルバッテリー」。シンプルなモデルからスタンド付きやパススルー対応など多機能なモデルまで、幅広く販売されています。
そこで本記事では、おすすめのMagSafe対応モバイルバッテリーをご紹介。選ぶポイントもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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最もおすすめなMagSafe対応モバイルバッテリーはコレ
「おすすめのMagSafe対応モバイルバッテリーだけ簡潔に教えて！」という方のために、先に結論を述べておきます。
当サイトが最もおすすめするMagSafe対応モバイルバッテリーは、Anker 633 Magnetic Wireless Chargerです。
普段はスタイリッシュなワイヤレス充電スタンドとして使いながら、外出時にはモジュール化されたモバイルバッテリー部分だけサッとスライドさせて持ち出せます。
ショート防止や温度管理、異物検知機能といった安全機能も充実しており、安心して使いやすいのも魅力です。
MagSafeとは？
MagSafeとは、AppleがiPhoneに導入しているマグネットを利用した充電やアクセサリー向けの規格のこと。
iPhoneの背面に円状にマグネットが内蔵されており、MagSafe対応を謳うワイヤレス充電器・モバイルバッテリー・ウォレット・スタンド・リングなどをワンタッチで着脱できます。
2024年時点では、iPhone 12シリーズから最新のiPhone 15シリーズまでMagSafeに対応。今後登場するiPhoneにも引き続き採用され続けられると考えられます。
MagSafeのメリットは？
MagSafeのメリットは、対応する全てのアクセサリーを安定して固定できること。
例えば、一般的なワイヤレス充電器は充電器とスマホの位置がズレると充電が停止してしまいます。しかし、MagSafeであればマグネットで充電器とスマホをガッチリと固定できるので、不意にズレてしまう心配がほとんどありません。
また、マグネットなので着脱が簡単なのもメリットのひとつ。
特に、従来のウォレットやリングといったアクセサリーはスマホへの取り付けに粘着テープを使用しているタイプが多く、スマホ本体に取り付けるのにはやや抵抗がありました。
しかし、MagSafeであれば十分な力でスマホを支えられる一方で、傷や跡などをほとんど残さず好きなタイミングで付けたり外したりできます。
MagSafeはAndroidでは使えないのか？
前述の通り、MagSafeはAppleがiPhone向けに設計・提供している規格なので基本的にはiPhoneシリーズでしか使用できません。
しかし、例外的にAndroidスマホでも使えるようにする方法があります。
それは、MagSafe対応のスマホケースを装着したりメタルリングをケースに貼り付けたりすること。ワイヤレス充電を利用できるかどうかはスマホに機能が搭載されているかに依存するものの、磁力による固定は補助用アクセサリーの追加で簡単に実現できます。
本記事で紹介しているMagSafe対応モバイルバッテリーのなかにも、同じメーカー製のケースを装着することでGalaxyシリーズを始めとするAndroidスマホで利用できるモデルもあるので、参考にしてみてください。
MagSafe対応モバイルバッテリーを選ぶポイントを解説
スタンド搭載モデルは動画視聴におすすめ
MagSafe対応モバイルバッテリーのなかには、スタンド機能を搭載しているモデルがあります。
強力なマグネットでしっかりとiPhoneやスマホを支えられるので、ワイヤレス充電をしながら動画を見たりビデオ通話を楽しんだりといった使い方が可能です。
また、スタンドを収納できるタイプであれば普段使いの際に邪魔になる心配もありません。
外出先で動画を見る機会が多い方は、スタンドの有無をチェックしてみてください。
パススルーに対応しているとワイヤレス充電器としても使える
パススルーとは、モバイルバッテリーにスマホを接続した状態でモバイルバッテリーを充電器に接続すると、両方をまとめて充電できる機能のこと。
MagSafe対応モバイルバッテリーの場合、スマホにケーブルを接続せず乗せるだけで充電できるので実質ワイヤレス充電器として使用できます。
自宅ではワイヤレス充電器として使いながら、外出時には充電器から取り外しモバイルバッテリーとして扱う2Wayの使い方が可能です。
充電速度はW数(出力)をチェック
MagSafeによる充電はワイヤレス充電なので、有線の充電と比較すると充電速度はやや控えめ。
できるだけ素早く充電したい場合は、出力をチェックしましょう。多くの場合、モバイルバッテリーの充電出力はＷ数で表記されています。
iPhone 13 mini と iPhone 12 miniを除くiPhoneシリーズは、最大15Wでワイヤレス充電が可能です。iPhone 13 mini と iPhone 12 miniのみ12W対応となっています。
つまり、15Wの出力に対応するMagSafe対応モバイルバッテリーを選ぶと、iPhoneのポテンシャルを最大限に引き出した急速充電が可能です。
PSEマークと安全機能にも注目
MagSafeに対応しているか否かに関わらず、モバイルバッテリーを選ぶときは安全面にもしっかりと配慮しておきましょう。
特に、電気用品安全法の基準に適合する電化製品に付けられるマークであるPSEマークは重要。PSEマークにはひし形と丸型の2種類があり、モバイルバッテリーや充電器などには丸型PSEマークの表記が義務付けられています。
現在はPSEマークの付いていないモバイルバッテリーの販売が禁止されているので、必ずPSEマークの有無を確認しておきましょう。
また、その他の安全機能も重要。過度な発熱を抑制するような機能が搭載されていると、モバイルバッテリーだけではなく充電中のスマホも保護できます。
MagSafe対応モバイルバッテリーのおすすめモデル
アンカー(ANKER) Anker MagGo Power Bank A1654011
大容量かつ高出力な、おすすめのMagSafe対応モバイルバッテリー。10000mAhのバッテリーが内蔵されているので、一般的なスマホを2回前後充電できます。
背面には折りたたみ式のスタンドも搭載されており、スマホを立て掛けながら充電可能。パススルー充電にも対応しているため、自宅ではスタンド兼ワイヤレス充電器としても使えます。
本体側面にはUSB Type-Cポートも搭載されており、有線充電も可能。また、側面に搭載された小型のディスプレイにバッテリー残量や充電可能時間が表示されるのもユニークなポイントです。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 10000mAh | 搭載 | 対応 | ワイヤレス：最大15W 有線：最大27W |
アンカー(ANKER) Anker MagGo Power Bank A1643021
コンパクトでおしゃれなおすすめのMagSafe対応モバイルバッテリー。定番のホワイトとブラックのほか、おしゃれなニュアンスカラーが3色用意されているので、デザインを重視したい方におすすめです。
本体は折りたためる構造を採用しており、iPhoneやスマホを横向きに固定してスタンドのようにも使用できます。また、パススルー充電に対応しているのも使い勝手のよいポイントです。
PSE技術基準に適合しているほか、「ActiveShield 2.0」と呼ばれる独自の温度管理機能が搭載されており、安全に充電できます。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 6600mAh | 搭載 | 対応 | ワイヤレス：最大15W 有線：最大20W |
ベルキン(belkin) BoostCharge モバイルバッテリー BPD004btBK
小型かつ軽量で取り回しやすい、おすすめのMagSafe対応モバイルバッテリー。一般的なスマホを1回前後充電できる、5000mAhのバッテリーを内蔵しています。
背面には格納式のキックスタンドが搭載されているので、スマホを縦向きまたは横向きの状態で固定可能です。動画視聴やゲーム、レシピのチェックなどさまざまなシーンで役立ちます。
USB Type-Cポートも用意されており、有線充電ができるのも特徴です。また、パススルー充電にも対応しているため、外出先だけではなく自宅でも充電器のように使用できます。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 5000mAh | 搭載 | 対応 | ワイヤレス：最大7.5W 有線：最大10W |
MOFT Snap スタンドパワーセット
デザインや質感を重視したい方におすすめのMagSafe対応モバイルバッテリー。人気の高いMOFTの折りたたみスタンドとモバイルバッテリーのセットです。
モバイルバッテリーとスタンドは別々のアイテムなので、それぞれ単独でも使用可能。モバイルバッテリーの背面にスタンドを取り付けて、充電しながらスマホを立て掛ける使い方もできます。
パススルー機能が搭載されているのも使い勝手のよいポイント。スマホを充電しながらハンズフリーでビデオ通話やブラウジング、動画視聴などを楽しめます。
表面の素材には高級感のあるヴィーガンレザーを採用。美しい見た目と滑らかな手触りを両立しています。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 3400mAh | 専用アクセサリとの組み合わせで対応 | 対応 | ワイヤレス：最大7.5W 有線：最大10W |
UGREEN マグネット式ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー 25208
高出力なMagSafe対応モバイルバッテリーを探している方におすすめのモデル。iPhoneシリーズを7.5W、Androidスマホであれば最大15Wの出力でワイヤレス充電できます。
USB Type-Cポートは出力にも対応しており、最大20Wの充電が可能。また、入力も20Wなので10000mAhの大容量ながら本体をスムーズにチャージできます。
パススルー充電のほか、低電流モードも搭載。ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチといった周辺機器も安全に充電できます。
過電圧・過電流・過負荷・過熱などに対する保護機能も搭載。PSE技術適合製品なので、安心して使用できます。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 10000mAh | 非対応 | 対応 | ワイヤレス：最大15W(iPhoneは7.5) 有線：最大20W |
ピタカ(PITAKA) MagEZ Slider 2
ワイヤレス充電スタンドとして使用できる、おすすめのMagSafe対応モバイルバッテリー。専用のドックがセットになっており、ドックと組み合わせるとワイヤレス充電スタンド、取り外すとモバイルバッテリーになります。
名称に「スライダー」とあるように、モバイルバッテリーはスマホを取り付けた状態でもドックからスムーズにスライドさせて取り外し可能です。
ドックは回転機構が搭載されているので、クルクルと回しながら好きな向きに調節できます。背面に、AirPodsシリーズの充電に丁度良いサブのワイヤレス充電エリアも設けられている点も特徴です。
同社製のケースを取り付けていれば、GalaxyシリーズのようなAndroidスマホでも使用できます。また、別売りのモジュールを取り付ければApple Watchも同時に充電可能です。
詳細なレビューは以下の記事から。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 4000mAh | 非対応 | 対応 | ワイヤレス：最大7.5W |
アンカー(ANKER) Anker 633 Magnetic Wireless Charger B25A7111
充電スタンドとしてもMagSafe対応モバイルバッテリーとしても使用できる便利なモデル。モバイルバッテリー部分がモジュール化されており、スタンドからスライドして取り外せます。
普段はスタンドに取り付けており、ワイヤレス充電器として使用可能。スタンドのベース部分はパッド型のワイヤレス充電器になっているので、スマホと同時にAirPodsなどのワイヤレスイヤホンも充電できます。
スタンド部分は角度の調節に対応。マグネットが強力なのでスマホを縦向き・横向きのどちらでも自由に固定できます。
| 容量 | スタンド機能 | パススルー機能 | 最大出力 |
|---|---|---|---|
| 5000mAh | 非対応 | 対応 | ワイヤレス：最大7.5W 有線：最大12W |
